小説~w
2006年 06月 07日
なんか、小説は書いてたら飽きるんですけど
しばらく書いてないとフっと書きたくなるんですよねぇ~
というわけで、どうぞ!!!(内容暗いけど;;;)
マイノリティー・レポーター
第1章-始まりは坂を転がる小石のように・・・-
Ⅰ スペース・アーミー
宇宙暦728年
地球人は独自の技術で宇宙進出を図り、宇宙最大の組織「銀河連軍」に加盟し400年あまりが過ぎた。
地球人は銀河連軍に加盟し約100年で栄華を極め、宇宙において比類なき力を得ていた。
地球が宇宙に進出するまでにはかずかずの血が流れていたが今では平和を取り戻しつつあったその時代、あらたな戦いが始まろうとしていた。
「レイ!!レイフローガル!!」
銀河連軍第八等軍員の男、アレストロス人のセラがレイの名を呼んだ。
レイと呼ばれたその男・・・いやまだ少年というべきだろう。その少年は窓枠に体を預け、ぐっすりと眠っていた。
「レイってば、おきろ!! 軍事命令が出てるぞ!」
「・・・ん?・・・」
レイは、ゆっくりと目を覚ました。
「お目覚めか。お前は寝るとなかなか起きねぇんだから、軍部仮眠室で寝ろって言ってんだろ???」
レイはまだ、眠そうに目をこすりながらおはようとだけいった。
「そんなコトより。。。軍事命令がお前にでてんだよ! ホラ、報告カード。」
軍事命令とは、銀河連軍の軍員にだされる命令のコトでこの命令に従わなければ反逆罪として、宇宙各国から追放される。
レイは、2・3年前から軍員となることが許された新米だ。
「俺に軍令?どーせ、ろくな軍令じゃないんだろ・・・・・・」
そう言いつつ、手渡された報告カードのスイッチを入れた。
淡い光がカードから現れ光は人の形を成した。
『おはよう、フローガル君。君には、大きな任務を任せたことが一度もなかったね。
今日からその初任務をこなしてもらおうと思うんだ。
内容は軍部司令室にて説明するから、9時丁度に来てくれたまえ!! アディオス!!』
そういって、光は消えた。この人はエリストロという国出身の銀河連軍の最高司令官だ。
名前は地球人では発音できない名前なので皆はMr.Xと呼ぶか司令官と呼んでいる。
「司令官がじきじきに俺に軍令を??やっかい事じゃねぇだろうなぁ~」
はぁ、とため息をついているとセラが叫んだ。
「おぃ!もぅすぐ9時だぞ!早く行かなきゃ!」
レイは慌てて時計を見て真っ青になり走り出した。
「俺の朝飯、確保しといてぇぇぇぇ~~~~~~・・・・・」
そう叫びながら司令室へとむかった。
by kokoa05
| 2006-06-07 22:19
| 小説